はじめに
定年後の生活費は、30年間で約2000万円のお金が必要と発表されています。
年金をもらっても、毎月、約5万円の赤字(年間60万円)になるようです。
定年までの数年~10年で2000万円を作る事は困難だと思います。
2000万円を貯める思考から、毎年60万円の手取り収入を確保する
に考え方を変え
不動産を購入し、お金に働いてもらう
これが老後を安泰にするキーワードです。
実際に所有する不動産を基に説明いたしますので、少しだけお付き合いください。
ビックリされるかもしれません。
【もくじ】
|お金の働きやすい環境は?
虎の子のお金が働く場所は
・投資信託
・株式投資
・FX、仮想通貨(暗号資産)
・不動産
などとなります。
これまで「FX,仮想通貨」以外は経験しています。
「FX,仮想通貨」については、一発勝負のイメージが払拭できず、私には不向きと考えたからです。
「投資信託」は管理料を証券会社が稼ぐための製品でした。
「株式投資」については、ビギナーズラックは経験できましたが、20年以上収支はマイナス。
ともにかなりの資産を失い、授業料の高すぎる勉強をさせていただきました。
これらで収益をあげる事をお考えの方は、1日中パソコンを見つめながら、定年後を過ご事になります。
私は40代後半から、戦略を”ミドルリスク・ミドルリターン”に考えを変えました。
不動産である、「アパート経営」と「太陽光発電」へ投資してきました。
不動産が軌道にのり、サラリーマンを卒業しています。
実際に所有する「アパート」と「太陽光発電」で毎年60万円を作る方法をシミュレーションしてみました。
ご紹介いたします。
|アパート
一般に販売されている単身者向けの「木造一棟アパート」です。
・新築(1K ×6部屋)5,500万円
・表面利回り 7.0%(サブリース6.4%)
・融資条件 1%(10年固定)
自己資金 (万円) |
0 |
1000 |
2000 |
3000 |
家賃(万円) |
388 |
388 |
388 |
388 |
管理料 |
47 |
47 |
47 |
47 |
ローン返済 |
282 |
230 |
179 |
128 |
固定資産税 |
20 |
20 |
20 |
20 |
保険料 |
5 |
5 |
5 |
5 |
所得税 |
25 |
25 |
25 |
25 |
手取り(万円) |
10 |
60 |
112 |
163 |
(管理料:サブリース費用を含む。保険料:火災、地震含む)
実在するアパートで実際の費用で算出しているため、現実に近いです。
自己資金「1000万円」
でアパート一棟を購入すれば、毎年60万円の手取り収入が期待できます。
*サラリーマンをされている方は、確定申告で所得税が還付されますので、
更に数十万円の増収が期待できます。
経年劣化による修繕費用などを考えたくない場合、10年前後で売買すれば多額の収益を得る事も可能です。
「自分の年齢」と「出口戦略」を考えて購入すればよいですね。
私の場合、サラリーマン時代に一棟アパートを購入しました。
・アパート管理や入居者募集などは負担になる事
・収入は減っても、毎月定額が振り込まれる事を優先
するため、サブリース契約としています。
給料のように毎月の指定日にお金が口座に振り込まれます。
サブリースのため、2年ごとの家賃見直しはあります。
それでも、空室が出るたびに心配する事はないですし、周辺のアパートから数年後の家賃は推測できますので、手取り額はシミュレーションできます。
もっと、収益を増やしたい方へ
一般管理で契約すれば、サブリースに比べ収入が年間数十万円アップします。
|太陽光発電
土地付きの投資用太陽光発電は、2000万円前後で販売されています。
ほとんどの方は、融資を受け購入されます。
・価格2000万円(土地付き,利回り10%)
・金利2.2%(17年)
自己資金 |
0 |
300 |
600 |
1000 |
2000 |
売電収入 |
200 |
200 |
200 |
200 |
200 |
ローン(年) |
140 |
120 |
98 |
70 |
0 |
償却資産税 |
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
所得税 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
管理費用 |
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
手取り(万円) |
15 |
35 |
57 |
85 |
155 |
・償却資産税:1年目の目安、毎年安くなります
・管理費用:遠隔webシステム,緊急時対応,草刈り、保険を含む金額
実在する太陽光発電の実績を基に「自己資金」と「手取り」の関係を示しています。
「手取り」の欄が約60万円とするには、自己資金が600万円ほど必要だとわかります。
自己資金「600万円」
で太陽光発電を購入すれば、年間57万円(約60万円)が手元に残ります。
太陽光発電の場合、20年間の固定買い取り制度(FIT)があるため、60才で購入すると80才までは添付のCF(57万円)が期待できます。
一方、アパートとの違いは、仮に10年後に手放した場合、購入金額より高く売れる事は考えにくく、キャピタルゲインは期待できません。
現在の太陽光パネルは30年持つと言われています(パワコンは15年前後)。
そこで、20年後の買い取り価格は低くなりますが、そのまま稼働し続ける戦略もあります。
土地を持っている方の場合、自己資金は600万円も不要です。
太陽光発電の建設費は、毎年廉価となり約28万円/kWとなっています。
投資用の低圧(50kW)太陽光発電を建設するには、ざっくり
50x28=1400万円
となります。
そのため、自己資金100万円~200万円で手取りは年間60万円が期待できます。
かなり、ハードルが低くなりましたね。
地域密着の施行会社の紹介です。
産業用太陽光発電の一括見積りなら【グリーンエネルギーナビ産業用】
|6月、20日間の収入
実際に、千葉県で稼働している太陽光発電について、6月20日時点の収入を紹介します。
6月は20日間で4000kwhとなっています。
昨年の6月実績は超えそうな勢いですが、梅雨の時期でもあり昨年比100%ほどで落ち着くかもしれません。
因みに、私の太陽光発電の「買い取り価格」は36円(消費税込み38.8円)です。
20日間で15.5万円(4000×38.8)の収入を得ています。
一方、2019年の「買い取り価格」は14円です。
仮に14円(消費税込み15.12円)の物件を購入したら、収入は6万円ほどとなります。
(現実には、14円の物件ではパネルの過積載により36円ほどの売電収入が得られます)
太陽光発電を購入するときは、この「買い取り価格」と「物件価格」を比較し自分にあった物件を検討してください。
2018年度、No.1の販売会社の紹介です。
人生100年時代、老後に自由を。「ひなた発電所」投資、はじめませんか?
|土地付きの太陽光発電
私のように土地付きで購入する方は、太陽光発電の物件紹介大手サイトであるタイナビで、希望の地域と費用、買い取り価格を見比べて購入してください。
<タイナビ>
買い取り価格「21円」以上の物件は100件ほど紹介されています。
「36円」で2000万円前後の物件は6件あるようです。
《早い者勝ち》太陽光発電物件
土地付き太陽光発電の投資物件検索サイト
ココでしか手に入らない物件多数掲載中!
|さいごに
必要とされる老後資金“2000万円”を現金で準備する事を考えず、お金に働いてもらう事を考えれば、老後のお金の心配は少なくなりますね。
・太陽光発電であれば600万円
・アパートであれば1000万円
の自己資金で毎年60万円の手取り収入が得られます。
自分のライフプランにあわせ、無理なく検討ください。
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